last modified 2000-3-27

高橋葉介ロフトプラスワン出演レポート


取材:立神梢一/文責:睡魔(suima_bomb)

ホスト:朝松健

ゲスト:高橋葉介・菊池秀行

なにしろ学校怪談についてのはなしなんだけど,ビデヲをみてない人にとってはネタばらしになってしまう恐れもあります。で,ネタばれのものは別のページにして,見てもかまわないや,と言う人だけみていただく,というかたちにします。

さて,まめ知識というか,本編学校会談というか連載にかんする裏話など,その場で明かされたことをいくつか書いてみます。

まず,九段先生の登場。
これは,いわばなし崩し的な登場だったらしいです。どういうことか?
当初は,登場させたとき,編集さんに,「あ,この先生面白いですね」といわれたらしいです。続けて出すと,「あ,前後編ですね」,三回続けたら「あ,三部作ですね」,で,四回続けて始めて「あちょっとちょっと」といわれた,らしいのです。
まあ,学校怪談の単行本でも,学校のドタバタものになったのは,なしくずしだったって書いてありましたしねえ。

では,ビデオ版のキャストについての,高橋先生の発言などを少々・・・

氏は,キャスティングにはからんでないけれど,主役の九段先生についは,「室井滋の若いとき」といったらしい。反映されてるかなあ?大河内さん。

シナリオ。学校怪談のシナリオは,エコエコアザラクの脚本を書いている七月さんという方ですが,高橋さんのアシスタントが,インターネットかなにかのからみの知り合いらしいです。で,高橋さんがビデオを見た感じでは,「あ,お金かかってないビデオだな」という(^_^;)感想を持って頼んだらしい。よく解釈すれば,低予算でもそれなりにしてくれる,ということか?予算云々ってのは,オチにかかわるのでくわしくは書きません。どうもオチにかかわることらしい,ってことだけ。

さて,ビデオでそれぞれの役を演じた方に対する高橋さんその他の話から。

立石さんは,「ワキ役でちょっと個性の強いタイプの娘」らしい。

ヤマギシ君。かっこいい。背が170ある。先生役の大河内さんが,168。で,設定上,九段先生の方が背が高いはずなので,ものすげー高いヒールをはいてます。

みんな,(とくに朝松さんが)イチオシ。

九段九鬼子。高橋さんは詳しい設定を決めないでかいてたらしい。まあいつものことでしょうが。ビデオでは,B型,さそり座,25才と黒板にかいている(これくらいはいいでしょう)。本人は22才くらいのつもりで描いてたらしいけど。



全体として,朝松氏が持ち上げ,高橋さんが落とす,という会話が続いた。

たとえば,「わりと雰囲気でてますよね」(朝)「メイクで似せてんじゃないですか」(高)ってなぐあいである。ひでえなあ。性格がでてるっぽいけど。著作権法上問題にならない範囲で,『腸詰め工場の少女』にでてる,(自作自演の?)インタビューでも採録しようかしら。

あと,九段先生のじいさんである「夢幻魔実也」氏は,予算や,ぜったい雰囲気が壊れる(似せようがない)などから,出せなかったらしいですね。どうしても出したかったのが監督の意向だったようですが。

ビデオ版のオチですが,具体的にはともかく,いくゆる"The End ?"にしたかったらしい。これはよくわからないんですが,映画にくわしいかたとか教えてくださると嬉しいです。 掲示板に書き込むか,メールくだされば幸いです。



さて,わたくし睡魔の依頼で,立神氏は夢幻紳士について結構質問をしてきてくれた。でも,おかげで朝松氏に,「もしかして,夢幻マニア氏ですか?」といわれてしまったらしい。すまん,許せ。でも目立ったかも。ところで,まえから疑問に思っていた,「仮面少年」にでてくる「魔実也」君(しかも「マー君」と呼ばれている!)が,夢幻魔実也氏の原型なのかな?ってのは,ご本人の高橋さんから,「モデルで,登場させたとき評判が良かったから」とのご返答を頂きました。つまり原型であると言う読みは外れてなかった,ということですね。

もうひとつ,すでに,何人かの人が指摘してますが,夢幻魔実也氏は,トータルで四人いらっしゃる,らしいです。でも,マンガ少年版と月刊ベティ(創廃刊号)版,キャプテン版とリュウ版,怪奇編と外伝と帝都の小悪魔とチャンピオンのじいさんがおなじだと三人になってしまうぞ?やっぱり,三人の聞き間違いか?テープを全部聞き直す暇がなかなか無いので,とりあえずこのまま書いときます。


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