わたしは溝呂木某

いまだに名前がない

渋川を利用して近づいたが手強い相手だ だが手強ければ手強いほどこの思いは燃え上がるばかりだ

うふふふふふふうふうふふふふ この左目がある限り 不滅の私はどこまでもあなたを追いかけますよ

最初に見せてくれた浴衣の姿は良かったですねえ

どうして最近見せてくれないのかなあ やっぱりあの写真をみて気に入った そう言ったのがまずかったか

でもね 相手をしてくれるのはこのうえない喜びです たまらないなあ

まずはとりあってくれないと 話がはじまらないじゃないか

だから あなたの生徒は 格好の獲物

あんまり直ぐにつかまってくれるから 嬉しくなっちゃうこともあるよ ふふふふふふふ

こんどはどうやって近づこう

待っててくださいよ

九鬼子さん

わたしはいつでもあなたの側にいる


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last modified 02/16/99 13:13:55