学校怪談勝手に最終回〜ちゃー郎さんばーじょん


うわああああー!!
ドスン!!

九鬼子:「あいたたあ〜」
山岸 :「ずいぶん深いところに落ちましたね」
那由子:「で、ここはいったいどこなのよ」
棟方母;「むーん、この町並みを見るに、どうやら昔の時代に来てしまったようですわ」
棟方母;「でも、どっかで見たことあるわね…」

ミゾロギ:「やっぱり来ちゃったんだね、でも今度ばかりは邪魔はさせないよん」
ミゾロギ;「そら!こんなこともあろうかと思ってワナを用意してきたんだァ」

九鬼子;「うわああーゴキブリィ!でっかいゴキブリィ」
那由子:「キャー!いい男たちがこんなにいっぱい!!」
山岸;「うわわ、なんで裸の女の子たちがぼくの周りにくるんだあ」
美女軍団:「あらオトコよ、オトコ。赤くなってかわいいわねぇ」
棟方母:「むむ、温泉か。しかも効能はリューマチに効果ありか、どれどれ…」
ミゾロギ:「みんなボクちゃんの幻術で足止めしている間に、どれボクのクッキーをたぶらかした
      あの棟方教授をひどい目にあわしてやる」

−一方棟方教授は−

棟方教授;「この屋敷、かすかに見覚えがあるぞ…ム、誰だね」
黒い天使;「きみが誠四郎くんだね」
棟方教授:「そうだが、あなたは?」
黒い天使:「私はそうだね、きみのおばあちゃんの知り合いとでもいっておこうか」
棟方教授;「私のおばあちゃんの?」
黒い天使:「それよりも、少し向こうで九鬼子とキミのお母さんが大変な目にあっている、助けにいったほうがいい」
棟方教授;「なに?九鬼子くんと母上が、それはいかんすぐいかねば」
棟方教授:「どこのどなたか存じないが礼をいう、だがあなたとは何故か他人のような気がしないんだが…」

−と、いそいで出ていく棟方教授−

黒い天使:「アイツに子供が出来ていたとは…ここの下宿もひさしぶりだからな、それにしてもアイツの娘のそっくりなこと だ、
       髪型も性格もな」
黒い天使:「あと、お前もいいかげんあきらめたらどうだ?ひいおじいさんといっしょでしつこい殿方は嫌われるぞ(笑)」
ミゾロギ;(縛られながら)「チクショー、ボクちゃんは絶対あきらめないからなぁ〜」

棟方教授:「九鬼子くん!」(と、ゴキブリをなげすてる)
九鬼子:「ああ〜教授〜(泣)」
山岸:「うわあああー…あれ?女の人たちがどっかにいくぞ」
那由子:「あら、あなたもイイ男♪あらあなたも♪わはは〜生きててよかったー!…あ。あれ?」
那由子;「ちょ、ちょっと、なによあんたら?ああ、勝手に私のオトコをつれていかないでー」

−山岸についていた美女軍団が那由子の美男軍団に目をつけ、そそくさとカップルになっていった−

那由子:「ちょっと、何それェ〜!」
棟方母:「むむ、一件落着じゃな〜、しかしいい湯じゃ」


学校怪談勝手に最終回〜ちゃー郎さん版〜END


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