楠桂さんは,私が一番たくさんコミックスを持っていた漫画家です。いた,というのは,家に置ききれなくなって友人の家にかなりの冊数おきっぱなしにしてあるんで,「持ってる」というにはちょいと語弊があるから。少女漫画から少年漫画,今度はレディースコミックにも進出するらしい。むかしながらのファンロード読者にはおなじみかもしれませんが,わたしのお気に入りの漫画をいくつか紹介します。
りんくのページにある,オフィシャルサイト,K2OFFICE,最新情報があるので良く行きます。そこの掲示板にもたまに出没します。
雑誌を買うほど余裕がない筆者は,立ち読みしてばっかです・・・でも油断してると単行本にならないようなお仕事をされることがあるんで,そこんところを読んで,「こいつは買っておかねば!」「いや〜これはきっと比較的すぐに単行本になるに違いない!」とか悩んだりするこのごろです。
最近読み外しが多い。雑誌や出版社の傾向を読む目が衰えたかなあ。
時代劇?
弥勒と三六。しばらく気がつかなかった・・・
「人でなくなる前に」(うろおぼえ)って台詞はいいですねえ。考えてみると『鬼切丸』にせよ,『人狼草子』にせよ,またこの作品にせよ,異形のものが「ひと」になること,「人間らしく」あることに価値を見出す,自己の超能力や人並はずれた力が実はそれあるがゆえにかえって悩んでしまう。そういうものを乗り越えていく,という一貫したテーマが(表面上コメディの作品ですら)あるように思います。
ところでK2OFFICEにはひでしが何人いるのかしら?ひでし以外は?ってあんまりかくとネタ晴らしなってしまいますね。読んでのお楽しみ。
りぼんに載った短期連載。
楠桂さんには,アニメにもなった『妖魔』以来のホラー系というか,シリアスな感じの作品と,ドラマ化された『八神君の家庭の事情』に代表されるコメディタッチの作品とおおざっぱに言えば二系統の作品がありますが,このサーカス・ワンダーという作品は,前者に属する作品です。楠桂さんの作品としてはあまり有名なものではありませんが,わたしは結構何回も読み返してしまってるものです。お勧めです。まだ普通の本屋で売ってるはずです。
少年サンデーの増刊号(最近「超」とかつく妙な名前に雑誌が変わってしまいましたが)に連載中の作品。現在18巻まで出ています。主人公(?)は角のかわりに日本刀を持つ鬼。外見は少年。人になるため鬼を切りつづける同族殺しの鬼と呼ばれる。まああまり詳しく書いてしまうのもなんですが。
初期の頃と今ではだいぶ絵柄が違ってますが,コミックス6巻あたりからの絵は研ぎ澄まされた感じですごく素敵な絵です。最近ではCGが効果的に使われていて,内容だけでなく絵も充分楽しめる漫画であることは請け合いです。
週刊少年サンデーに連載されていた人気作品。ドラマ化もされた。高校のころ,ヒロイン五百里真幸萌え萌えであった(そのころ萌え萌えといういいまわしはなかったような気もするが)。なぜか単行本7巻を購入していない。そのかわり当時の切りぬきが第7巻の分全部製本してとってある。部屋の片付けをした際におもわず読み返してしまった。
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