濫読堂濫読日誌

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Sylvia Nasar,"A Beautiful Mind--

The Life of Mathematical Genius and Nobel Laureate John Nash"読了。

半分以上読み返してから、邦訳があったことに気づく。

見てみたが、もうちょっと邦訳では注記が欲しいと思った。

というのは原書も、歴史的背景にしろ、数学的な意味みしろ、あまりに簡潔で、「伝記」としてかかれているのであれば、もう少し一般向けの注記がないと理解できないのではないかとおもったから。

なんにせよ、本業関連で「ゲーム理論」を簡潔に把握せねばと思ってるとこなので、いい導入になった。

_ 昨日買った本は

・デスノート8巻

・魔人探偵脳噛ネウロ2巻

・竹田茂夫『ゲーム理論を読み解くー戦略的理性の批判』（ちくま新書）

・歴史学研究会編『歴史研究の現在と教科書問題』（青木書店）

・長谷部恭男『権力への懐疑―憲法学へのメタ理論』（日本評論社）

_ 竹田氏の本

は、ゲーム理論について、その社会科学への応用について懐疑的に扱ったもの。読みはじめだがなかなか面白い。

ゲーム理論で戦略的思考さえ身に着ければあなたもできるビジネスマンに！みたいな本よりはるかに説得的だなとおもいつつ読んでいる。

_ 歴史学研究会の本

は、つくる会の歴史教科書批判。

なかなか読み応えあり。ちょっと疑問なところもあるが、まだ読み終わってないのでそれはまた。

関連して、鳥海靖『日・中・韓・露　歴史教科書はこんなに違う』（扶桑社）が面白い。こっちはもうすぐ読み終わるので、そのうち書評的に取り上げたい。

_ 長谷部氏の本

は、かなり高度な専門書なのにすでに四刷であったことには心底おどろいた。これは本業のサイトで書こう。

_ ブクマ

エルフェンリートの岡本倫氏のサイトhttp://www.okamoto.tv/。

トップページのデザインに笑った。

_ そうそう

「ローレライ」と「ゴジラ　ファイナル・ウォーズ」を借りてきて見た。

ローレライは、ちょっとあまりにもアメリカの戦艦がミニチュアくさすぎて安っぽく見えてしまった。亡国のイージスの方が、全体的に出来が良いのではないかな。

ゴジラ　ファイナル・ウォーズは、思ってたよりは面白かった。なんというか、オタク心をくすぐるところがかなーりあったというのもあるけれど、ゴジラ自体が格好良く映像化されていたのが大きいかな。

_ おまけ